歯列矯正について

娘は0歳の頃から、上唇を吸う癖がありました。眠い時や、心を落ち着けたい時、集中している時の写真はいつもハムハムしています。 寝入った合図も唇を吸っている音でした。小さい頃は、かわいいだけで済んだそのクセも、成長につれ歯列への影響が気になってきました。 が、おしゃぶりや、指を吸う癖よりも辞めさせるのが非常に大変で、寝入るときにどうにか辞めさせることができても、寝ている最中に吸っていたり、だんだん吸い込みが強くなり、肌も荒れるようになってしまいました。 通っている歯科でもずっと気にかけてもらっていたのですが、まだ幼かったので矯正などはせずに、「歯茎が出て、ごはんが噛まなくなっちゃうから、やめようね。」という声かけ程度でした。本人も気をつけていましたが、寝ている最中は気付いた時に親が吸っているのを治すことしかできませんでした。 そして、もうすぐ6歳という時期にT4Kトレーナーというマウスピースで、寝ている間に無意識に唇を吸うのを辞めさせようということになりました。最初の一ヶ月は寝る時は、口に入れているけど、寝ているうちに口から出てしまっていることも多かったです。徐々に朝まで入れていられる日が増えてきて、三ヶ月経つ頃には、ほぼ毎日朝まで口に入れてられたと思います。 それに伴い、唇吸いも全くやらない日が増えてきました。 その後は順調にマウスピースを入れて就寝する毎日だったのですが、大人の歯に生え変わる際、大人の前歯(1.1)と、乳歯(c.c)の隙間が狭くて(2)の生えてくるスペースが足りずに八重歯のような位置から生えてきてしまいました。しかも、両方とも同じような位置から生えてきました。 そこで、マウスピースから床矯正への移行を検討することになりました。 矯正歯科、日によって矯正をしている小児歯科など、3件ほどみてもらい、矯正をしているお友だちにも話を聞きました。料金も様々な形態ですが、ずっとみてもらっている歯科で床矯正も始めることになりました。 最初のうちは中4日で、ネジを回し、学校ではつけていなかったのですが、一年ほど経った頃に知り合いの歯科衛生士さんとお話しする機会があり、できるだけ長い時間を入れることの重要性を聞き、学校にもしていくことに。 ここから三ヶ月程度で(2)の入るスペースが確保できるほどに顎が広がり、一旦ネジを回すのはお休みして、装着を続けています。